やみの学習帳

ただの勉強ノートです。指摘・レビューもご随意に。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

刑法総論②

共犯論 共謀共同正犯 犯罪の謀議に参加したが、その実行に参加しなかったものを共同正犯として扱うこと。 判例は共謀共同正犯を認めるが、犯罪の実行に参加しなかったものに対する責任をどのような根拠で肯定し、また教唆・幇助との差をどのように定義するか…

刑法総論①

因果関係論 一定の結果の発生が犯罪成立の要件とされているとき、処罰対象とされる行為とその結果の間にどのような関係を要するかを明らかにしようとするもの。 行為と結果の間の関係性が問題。 「因果関係」は結果犯における構成要件要素である。 刑法にお…

行政法の勉強③

行政法学上の主要な概念 行政手続 理由の提示/理由付記 手続的規制の一つ。 行政庁が申請拒否処分または不利益処分をする場合には拒否の理由を申請者に提示しなければならないという定めのこと(行政手続法8条1項、14条1項)。 書面により処分を行う場合は理…

行政法の勉強②

行政法学上の主要な概念 行政組織 行政主体 行政活動を担当する法人。 国・都道府県および市町村は憲法において行政を行うことが認められていると解され、行政主体であることに疑いがない。 これらのほか、特別区、独立行政法人、国立大学法人、地方独立行政…

行政法の勉強①

行政の行為の分類 内部的行為: (非権力的事実行為のみ) 外部的行為 法行為 権力性あり 抽象的: 法規命令 具体的: 行政行為 権力性なし 抽象的: (想定されない) 具体的: 行政契約(など?) 事実行為 権力性あり 義務の不履行あり: 強制執行行為 義務の不履行な…