やみの学習帳

ただの勉強ノートです。指摘・レビューもご随意に。

番外編:乗鞍天空マラソン

昨年に引き続き 第14回 乗鞍天空マラソン に参加してきました。 乗鞍天空マラソンは、その名の通り乗鞍高原(約1450m)から乗鞍大雪渓のある雲上2600mの天空まで乗鞍エコーラインを駆け上がって降りてくる、フルマラソンでは最も過酷な一つといっても過言では…

刑法総論の勉強①

刑法総論の主要な概念 構成要件論 構成要件 刑法各則の条文に記述された、当罰的な行為態様を類型化したもの。 単に構成要件というときは、正犯の既遂を対象とする基本的構成要件を指し、共犯や未遂を対象とするものを修正された構成要件と呼ぶ。 構成要件に…

民法総則の勉強③

法律行為の効力否定原因 意思表示の瑕疵 意思表示に問題があった場合に、法律行為の効力を否定しうるかが問題となる。 意思の不存在 意思が存在しないと分類されるもの。ただし、錯誤については必ずしもこの限りではない。 心裡留保(93条) 表意者が自らの意…

民法総則の勉強①

権利能力 権利の主体となることのできる資格のこと。法人格ともいう。 権利能力があれば権利を有し、義務を負うことが可能となる。 権利能力の始期 民法3条1項が「私権の享有は、出生に始まる」と定めている。 この条文から、出生のときから権利能力が始まる…

民法総則の勉強②

法律行為 法律行為の分類 契約 複数の意思表示の合致により成立する法律行為。 私的自治の原則から、契約は私人相互の自主的な調整に委ねられるところが大きく、広範な自由が認められてきた(契約自由の原則)。 単独行為 1当事者の意思表示のみで成立する法律…

刑法総論②

共犯論 共謀共同正犯 犯罪の謀議に参加したが、その実行に参加しなかったものを共同正犯として扱うこと。 判例は共謀共同正犯を認めるが、犯罪の実行に参加しなかったものに対する責任をどのような根拠で肯定し、また教唆・幇助との差をどのように定義するか…

刑法総論①

因果関係論 一定の結果の発生が犯罪成立の要件とされているとき、処罰対象とされる行為とその結果の間にどのような関係を要するかを明らかにしようとするもの。 行為と結果の間の関係性が問題。 「因果関係」は結果犯における構成要件要素である。 刑法にお…

行政法の勉強③

行政法学上の主要な概念 行政手続 理由の提示/理由付記 手続的規制の一つ。 行政庁が申請拒否処分または不利益処分をする場合には拒否の理由を申請者に提示しなければならないという定めのこと(行政手続法8条1項、14条1項)。 書面により処分を行う場合は理…

行政法の勉強②

行政法学上の主要な概念 行政組織 行政主体 行政活動を担当する法人。 国・都道府県および市町村は憲法において行政を行うことが認められていると解され、行政主体であることに疑いがない。 これらのほか、特別区、独立行政法人、国立大学法人、地方独立行政…

行政法の勉強①

行政の行為の分類 内部的行為: (非権力的事実行為のみ) 外部的行為 法行為 権力性あり 抽象的: 法規命令 具体的: 行政行為 権力性なし 抽象的: (想定されない) 具体的: 行政契約(など?) 事実行為 権力性あり 義務の不履行あり: 強制執行行為 義務の不履行な…